今日は生物学の実験授業でした。 先生が実験室に来ました。
「今日はウシガエルの解剖です。」
またか!この前やったばかりなんですけど。
今日はいつもと違って事前連絡がありませんでした。
前と同じようにでっかいカエルを箱から出して学生たちに配る。
すると、おかしなことになりました。
「あれ?一匹足りない。」
先生が首を傾げる。
たった今数えたときはちゃんと数がそろっていたらしい。
ということは、一匹逃げた?
実験室にいた学生全員で周辺を探索しました。
どこだどこだー!
数分後、一人の学生が部屋の隅でじっとしているウシガエルを発見。
よかったよかった、と一件落着でした。
しかし私は想像してしまった。
あの体長30センチほど(足伸ばして)の大きなカエルが実験室から脱走して、学内をビョンビョンと跳ね回る姿を。
それを見た他学科の学生は気絶するんじゃないのかな。
カエル嫌いの人は多いし。
ちょっとした騒ぎになっていたかもしれません。
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